全民児連では、令和6年1月、『民生委員・児童委員における事故防止のためのヒント集』の改訂を行いました。
今日、住民の福祉課題が多様化・複合化するなかで、民生委員・児童委員に寄せられる期待が高まり、それに応じて活動の範囲も一層幅広いものとなっています。
そのなかにあって、何より大切と考えられることは、委員の皆さまが日々元気で、笑顔で活動いただけることです。
安心して委員活動を行なうための環境整備の一環として、委員活動中の不慮の事故に備えるために平成26 年度に創設した「民生委員・児童委員活動保険」には、毎年度500 件(令和2~3年新型コロナウイルス感染症拡大時期を除く)近くの事故が報告されています。
活動中の事故の多くは、段差や階段等でのつまずきや踏み外しによる転倒ですが、骨折につながるケースも多くみられます。高齢期の事故は後遺障がいを伴うこともあり、その後の委員活動や自身の日常生活にも支障を及ぼしかねません。保険事故の分析からは、日頃からのちょっとした注意で防ぐことができる事故が多いことも明らかとなっています。
今回、その分析をふまえ、委員活動中に発生している事故の状況と、その防止のための注意点等をまとめた「民生委員・児童委員活動における事故防止のためのヒント集」(平成29 年4月)を改訂しました。ぜひ民児協の研修会や定例会等においてご活用いただき、活動中の事故防
止に役立てていただければ幸いです。
下記サイトにアクセスいただき、「【改訂版】民生委員・児童委員活動における事故防止のためのヒント集(令和6年1月)」をご覧ください。
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