3月24日、警察庁は、昨年1年間における児童虐待による検挙者の状況について公表しました。
今回資料によれば、18歳未満の児童に対する虐待での検挙件数は1年間で785件、前年比87件・12.5%増となっています。
被害児童は807人と前年比99人増、検挙人員は811人・同92人増となっています。
検挙件数の虐待種類別の内訳は以下のようになっています。
> 身体的虐待 643件
> 性的虐待 117件
> ネグレクト 7件
> 心理的虐待 18件
児童虐待に関する警察から児童相談所への通告件数は3.7万件を数えており、これらの数字からも、児童虐待が依然深刻な状況にあることが明らかとなっています。
◎児童虐待及び福祉犯の検挙状況(平成27年1月~12月、警察庁)