今般、昨年度(平成26年度)の全国の民生委員・児童委員による活動件数が厚生労働省より公表されました。
これは、民生委員・児童委員が日々記録している「活動記録」をもとに集計されたもので、厚生労働省が毎年、「福祉行政報告例」の一部として示しています。
これによると、全国の民生委員・児童委員による昨年度の活動件数は、
〇相談・支援件数 646万5,231件 前年度比3.7%減
〇その他の活動件数 2,712万2,151件 〃 3.5%増
〇訪問回数 3,864万8,913件 〃 4.0%増
上記の「その他の活動件数」には、「調査・実態把握」や「行事・事業・会議への参加」、「要保護児童の発見の通告・仲介」などが含まれています。
このうち、「調査・実態把握」は前年度比15.1%の増となっており、高齢者世帯等の見守りや状況確認のための訪問活動が大きく増加している状況が明らかとなっています。