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昨年度の児童相談所での児童虐待相談受理件数は8.8万件

2015.10.30

 10月8日、厚生労働省は昨年度(平成26年度)、全国の児童相談所(207か所)が児童虐待相談として対応した件数が8万8,931件に上り、過去最多であることを発表しました。
 この数字はその前年度(25年度)の7万3,802件に比べ1万5,129件、20%と大幅な増加となっています。増加の要因としては、平成25年8月以降、「心理的虐待」にきょうだいに対する虐待行為が追加されたこととともに、家庭内の配偶者暴力(DV)事案に係る警察からの通告が増えたことがあげられています。

 一方、同時に平成25年度(25年4月~26年3月)における児童虐待による子どもの死亡事例についての検証結果(第11次報告)も公表されました。
 これによれば、平成25年度における死亡事例は63例69人であり、その内訳は以下のとおりとなっています。
   ・心中以外の虐待死事例は36例36人  注)24年度は49例51人
   ・心中による虐待死事例は27例33人  注)24年度は29例39人

 件数・人数ともに前年度よりは減少しているものの、これらは明らかに虐待死と確認された事例に限られる点に注意が必要であり、前述の相談件数からも児童虐待をめぐる状況が依然深刻であることがわかります。
 とくに、心中以外の虐待死事例においては、0歳児の死亡が16人(44%)を数えており、妊娠期から出産後まで、継続的に母親等への支援を行なっていくことの大切さが明らかとなっています。


  ◎上記の詳細 厚生労働省HPへ


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